6月3日の日記

2007年6月3日
今、何だかんだ言って退学かどうかの瀬戸際である。まぁ毎度の事といえばそれまでだけれども、今回は本気で失敗の先には退学が待っている。が、いまいちやる気にならない。退学した自分をうまく想像できないのか、それとも想像した上でどうでもいいと思っているのかはよくわからない。そして、やっぱりフラれそうである。

それでもなんか、そういうのって面白いなあと思うのが今。決定的に変わった瞬間はないように思う。何も変わらないように思える毎日の中、実は緩やかに変節していたのかもしれない。

俺は強くなりたいと思ってた。ビクビク他人の顔色を窺って、疎外されないように、受け入れてもらえるように、認められるように、愛してもらえるように、自分を変えたいと思っていた。

相変わらず自分に自信はない。しかし、自信がない自分も面白いと思う。全部に自信があったら、それは極めてしまったというコトだ。自分に間違いがなく、この先も変わらないと言っているのと同じだ。後は毎日変わらず、揺れ動く事もない自分が、残りの時間をまるで義務のように生きるだけになってしまう。

そして俺は、今そう思う自分の事を疑ってかかる。そう思えるのは単に今、精神状態が良好だからに過ぎないのか、それとも本当にそう思えるような人間になったのか。あるいはそう思うのはただの逃げだったり、甘い考えに過ぎないのかもしれない、とか。それでいいと思う。

それでもやっぱり、強い人には憧れる。勇気を持って決断を下し、そこで自分を張って生きていける人はすごいと思う。

フラフラしていてもいいと思う。妬んで卑下して悲しんで、浸って、喜んで笑って満たされて、怒って泣いてエトセトラ。ぼく人間。

そんなフラフラ野郎な俺には、誰かに愛される資格なんてないのかもしれない。俺は惨めで何の魅力も無くて、疎んじられ軽んじられるかもしれない。しかしそれでも、俺が誰かを愛することを制約するものは、この世に何一つない。

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