吐き出す

2007年7月1日
この前俺が書いた事は甘かったかもしれない。

前にもチラっと書いたけど。

どうしようもない地獄がある。俺は苦悩しただの何だのしょっちゅう書いているけど、そんなものとは比べ物にならない地獄を生きてきた人がいる。

その人にとっての人生とは一体なんだろう。なんだったのだろう。

苦しいだけだったのだろうか。何か、救いはあったのだろうか。

考えたって俺にその人を救う事はできない。しかし、あまりにも酷いよ。

自業自得・・・努力すれば・・・。脳の足りないやつらは、バカの一つ覚えみたいにそれを口にする。どんな不幸があっても、めげずに生きろだって?そんなのは恵まれてるやつの戯言だ。自分では何も考えずに、資本主義になすりつけてるだけだ。何もかも、理不尽に奪われたことがあるか?しかも、憎む相手もいない。失った悲しみだけが残る。

バカにされ、疎んじられ、そして憎まれ、それでも働くか。泥をすすってでも働いて生きたらよかったのか。生きるとか、簡単に言うなよ。生きてる間中、失った悲しみ、後悔、どんなに苦しかったろう、怖かったろうと考え、自責の念にかられるだけでも、それでも生きる意味はあるのか?どうやったら救われるっていうんだ。忘れればよかったか?できるわけがない。

あーあーあーそれでも!!!その通り、自業自得だよ!!忘れられなかったのも、あるいは耐えられなかったのも、その通り自業自得だよ!自業自得ってのは確かに正論だ。そしてそれが最も楽な逃げ方だ。だから自業自得だなんていうんだ。

自業自得が正しいとしても、それで済まそうとするなんてどうかしてる。確かに俺たちにはどうしようもなくても、彼らが自分たちでどうにかするしかないとわかっていても、それでも自業自得なんて言葉を俺は使いたくない。使えるやつの気が知れない。

みんなの答えを聞きたいけど、みんなだってきっと何も言えない。

俺も、事の断片しか知らないから、想像でモノを言ってるだけだ。でも、どう考えたって救われない。

生きるのが残酷なことだってあるんだ。そしてそれは、ほとんど運だよ。運とか、不運とか、こんな軽々しい言葉で言いたくはないけど、だって現実に、起きてしまった事はもう変えられない。絶対に、二度と戻ってこない。

本当は考えたくない。どう考えたって絶望しか見えないから。それでも、それを信じたくない。何か救いがあったんじゃないかって信じたい。だって酷すぎる。あまりにも酷すぎる。



何もかも、一つだって答えは出ない。

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